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メールマガジン「野菜大好き!」252号 野菜人・果物人 |
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| 野菜の朝市で、商店街に活気を! |
川越街道がつなげた縁 |
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![]() (写真左)森多津子さん(左側)と栗原恵美子さん(右側) (写真右)朝市の開催を知らせる看板 |
東京都板橋区、旧川越街道と石神井川が交わる場所に下頭橋があります。かつてここは上板橋宿として、江戸と川越を行きかう人々で賑わっていました。 現在この周辺は「下頭橋通り共栄会」という商店街になっています。 この商店街にお住まいの森多津子さんと栗原恵美子さんは、近所で月に1回開かれる朝市を手伝っています。 今年で6年目になる朝市では、川越市の農家が自分の畑でつくった野菜を持ってきて販売をするのです。 |
| お二人は朝市で野菜を買うお客様でもありますが、会計を手伝うとともに開催日を告げる看板を2週間前に商店街に出しはじめます。 「出しっぱなしでもいいんですけど、みんなで一生懸命つくった大切な看板でしょ。だから2週間前までは大切にしまっているんですよ。」 お二人は控えめな様子ながら、この朝市に込める熱い思いを話してくださいました。 |
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商店街に活気を取り戻したい |
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2軒あった八百屋さんが10年ほど前に店をたたみ、商店街には青果物を扱う店がなくなりました。 この頃から森さんは「だんだんと寂しくなる商店街に活気を取り戻したい」と考えるようになったそうです。 そして平成14年、商店街の婦人部として川越市の記念事業を手伝った折、川越市の農家の方と知り合いになったことをきっかけに、栗原さんをはじめとする商店街の皆さんと、実際に農家さんの野菜を食べて話し合いを重ねました。 そして商店街が人で賑わうようにとの思いを込めて、朝市を開催することに決めたのです。 「もともと川越には親戚もいたので、サトイモ・ニンジンなどの根の野菜が美味しい土地だと知っていました。そして実際に食べて、心から美味しいと感じました。だからお客様に出すことが出来ると確信したんです!」 森さんは自信に満ちた表情でおっしゃっていました。 |
朝市の行列
野菜を真剣に選ぶお客様
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どんなことでも言える「朝市」 |
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朝市で森さんと栗原さんは会計をしながら「煮物にしたら美味しかった。あなたは?」とお客様との会話を楽しんでいます。 あるお客様がかぼちゃを丸ごと買うのを迷いながら 「全部食べられると思うのだけど、私の力ではかぼちゃを割るのが大変なの」 とつぶやくのを聞くと、栗原さんがすぐに家に帰って包丁を持ってきて切って差し上げたりしています。 そんなやり取りから、いったん会計を済ませたあとで「じゃあもう一個買おうかしら」とまた野菜を手に取るお客様もいらっしゃいます。 「この前はいつもより美味しくなかったけど、どうしたの?」 といいながら、また来てくれる方もいるそうです。 気さくで優しいお母さんのようなお二人は、言いにくいこともはっきりいえる朝市の雰囲気を商店街の皆さんとつくっています。だからこそお客様は信頼してまた買いに来てくださるのだと感じました。 |
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文章・写真:ベジタブル&フルーツマイスター 霜村春菜 |