第65回後編 渡沢 農さん(セガレ代表)
モノ以外に売りたいもの。東京発! セガレが考える農業支援!
売っているのは「話のチャンス」

セガレ代表 渡沢 農(わたさわ みのる)さん
| ご職業 | セガレ代表 webデザイナー |
| 座右の銘 | 誰かを楽しませるために 自分も楽しむ |
webデザイナーの渡沢農さんは、実家をつがずに東京で働く農家の跡取りのグループ「セガレ」の代表を務めています。彼らは地元の農業のために東京で出来ることはないかと考え、実際に企画したこと、これからやってみたいことがたくさんあるのだそうです。その一つが、週末にファーマーズマーケットなどで実家の野菜や果物を売ることです。

オヤジの野菜準備中
「オヤジの野菜や果物を売っているわけですが、僕らは"親孝行と、話のチャンスを売っている"そう思ってます。買ってくれた人が、家に帰って"今日、オヤジの野菜をうってるヤツラがいてさ!これがその野菜なんだよ。"なんて話しながら食べてくれていたらうれしいです」
オヤジの野菜がうまいのは保障済み。それだけでなく、食卓での会話につなげてほしい。そう思いながら渡沢さんは野菜や果物を売っているのです。
楽しみながら人のためになることを

いろいろなセガレを募集中
「実家を継がない親不孝者」そういいながら、遠く離れた東京で、親孝行を行うセガレのメンバーたち。彼らが野菜や果物を売る姿は、実に生き生きとしています。
誰かのためになることを楽しみながらやっている、そんな姿に、多くの人が惹かれ、さまざまな分野のメンバーが集まりました。
これからさらに、セガレ同士が力を合わせた新しいプロジェクトが動き始めるのだそうです。
「酒米農家のセガレと酒造のセガレが組んで、酒造りをするプロジェクトが進んでいます。僕らはセガレという切り口で農業に人材派遣をしてるんです」
スキマを楽しむ提案

表参道のマーケットにも参加

張り紙の準備
セガレの中には農家を継ぐ決心をしたメンバー、すでに継いでいるメンバーもいます。渡沢さんご自身はどう考えているのかをうかがうと
「実家は農業を続けて欲しいです。続くと思っています。僕の生業は別ですが、親の農業法人のホームページを作ったり、手伝いは出来る。そして、農家では思いつかないことをこれからもやっていきたいと思っています」
渡沢さんの将来の夢はマイワークの提案をする業種をつくること。仕事と私生活のバランスの中で、余暇の楽しみの提案をしていきたいのだそうです。
「セガレのコンセプトも農業と親孝行とマイワークです。これからも楽しみながら農業にかかわっていきたいと思っています」
農業に直接かかわらない立場であっても、できることはあるはず。渡沢さんをはじめとするセガレたちの活動には親の手伝いだけにとどまらない、農業の将来にむける真剣な思いがつまっています。
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