山口 晴子さん(シニア・ベジタブル&フルーツマイスター)

食べるものに興味を持ち、感動してほしい! 食を楽しむ社会の実現を目指す

●何よりも受講生の笑顔が幸せ


シニア・ベジタブル&フルーツマイスター
山口 晴子さん

 2008年5月、シニア・ベジタブル&フルーツマイスターを取得した山口晴子さんは地元大阪を中心に活躍なさっています。

 ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスターを取得してから、マイスター、シニアマイスターとすべての試験をトントン拍子でパス! 現在は大阪のカルチャセンターで「野菜ソムリエに学ぶ美味しい旬の野菜・果物講座」を担当。
 他にも60歳以上の男性料理サークルへの出張料理教室で「野菜のお話」を担当したり、ご自宅で「La Cucina Di Haruko」を主宰し、毎月お料理教室やパーティーなどを開いているのだそうです。



大阪のベジフルメンバーズクラブでお茶の講師として

 参加している方から、「習ったお料理を作りました!」「野菜の話を家族に教えました!」と笑顔で言われると、ご自身もとても幸せになるのだそうです。このような多くの活動から活発な女性を想像していました、と山口さんにお伝えすると、
「いいえ、おっとりしていて、マイペースなんです」
少し、はにかみながら、柔らかい声でお話くださいました。

●家でも美味しいお料理を楽しみたい


ご自宅のパーティーで振舞ったナスのカポナータ(上)。カボチャのフィットチーネ(下)。パーティーのお料理はすべて山口さんの手作りです

 そんな山口さんはどのようなきっかけで野菜ソムリエを目指したのでしょう?

「以前、テレビ局に勤めておりましたので、外でおいしいものをいただくことが多い生活でした。結婚後、家庭でも外と同じようにおいしいものを食べたい、作りたいと料理の勉強をはじめ、食材を選ぶ力を身につけようと受講を決めました」

 受講してからは、料理によって使う品種を変えたり、野菜のそのものの魅力を確かめられるように、食卓にはシンプルなお料理を並べることが増えたのだそうです。

「野菜のお味をダイレクトに引き立てたいので、カブだったら焼いてお塩でいただくなど、シンプルなものをまず食べてみてアレンジを考えています」

 そして、常に食の流行に敏感でありたいと、情報収集と勉強のため評判のお店には必ず行くのだそうです。


●食を楽しむ社会を実現するため、常に学び、発信していきたい


棚田のオーナーとして稲刈りにも参加

 山口さんは生産から消費までトータルに野菜のことを学びたいとの思いから、大阪府北部の「能勢ながたに棚田農園」のオーナーになり、田植え、稲刈り、サツマイモや枝豆の栽培など、農作業をしているのだそうです。

「売っているようなきれいな形ではありませんけれど、愛情がこもっているので、幸せな気持ちになります」



カルチャーセンターでの講座

  収穫したものは、ご近所におすそ分けをしたりパーティーで振舞うのだそう。皆さんの笑顔が想像できます。

「私のビジョンは"健康的で豊かな食事をする人が増え、食を楽しむ社会を実現すること"です。人に楽しさを伝えるには自分が楽しまないといけませんよね。
 そしてプロとして"もう一度お願いします!"といわれる仕事をしていきたいと思っています」



パーティーのテーブルフラワーもご自身で

 山口さんは、食環境のトータルプロデュースを目指し、その実現のために料理、茶道、フラワーアレンジメント、テーブルコーディネイトなどたくさんの勉強を続けていらっしゃいます。
 今年は「カジュアル抹茶」というテーブルで点てる抹茶とベジフルスイーツとのコラボレーションを考えているそうです。

「1日が24時間なんて、足りないですよね」


 夢の実現のために、努力を惜しまない真摯な姿勢。そんな山口さんの活動から、心から食を楽しむたくさんの笑顔が、ますます広がっていくことでしょう!


yuniyuni 野菜ソムリエ目線からの食ブログ
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文章:ベジタブル&フルーツマイスター 霜村春菜
写真提供:山口晴子さん