近藤 路子さん(シニア・ベジタブル&フルーツマイスター)
愛媛の野菜・果物の魅力をもっと発信していきたい 近藤 路子さん
●ご主人のひと声で野菜ソムリエに

シニア・ベジタブル&フルーツマイスター近藤路子さん
「もともと野菜ソムリエの資格に興味を持っていたのは主人でした」
という近藤路子さん。放送局での勤務を経て、青果中心のスーパーを営むご主人とご結婚されました。
結婚当初から、接客や経営役立つ勉強をしなくては、という思いがあったとのこと、そして愛媛県産フルーツのインターネットショップを始めたこともあり、ご主人から受講を勧められたのがきっかけとなり、「この資格が役立つかも・・・」という期待も秘めて受講に臨みました。
ジュニアマイスターを取得後、「愛媛初の野菜ソムリエ!」として、メディアに数多く取り上げられました。スーパーのPR効果もあり、新しいお仕事も増えて嬉しい反面、野菜ソムリエというものが理解されているのかという不安、そして期待される以上の野菜ソムリエになりたい!という想いが生まれ、マイスター、シニアマイスターと進んでいき、現在に至っています。
●努力を重ねることが自分のためになっている

農家のお母さん達を対象にしたお料理教室。加工品作成や、農家レストランなどを経営される方へのレシピの提案などを行う。
主に、農業者を対象とした講演や講師として活動する中、保護者や学校給食担当者を対象とした食育、食をテーマにした講演、そして育児雑誌のコラム執筆や、旬の野菜・果物をテーマにお料理食教室も行っています。
また、NHKローカルテレビで旬の野菜情報とオリジナルレシピを紹介する番組も担当するなど、幅広くご活動され、
「講演の受講者が今年8月に8000人を超えました!」
と近藤さんご自身も驚くほどです。
対象者は生活者の方よりも、農業、栄養士、調理師等、プロの方を対象にしたものが多く、野菜ソムリエへの期待が非常に高く寄せられていることを実感されています。一方で、その期待に応えるべくプレッシャーとの戦いもあります。
「日々、自分自身で努力を重ねていくことが、受講者と自分自身のためになっていると、ずっと後になって気づかされました」
また平成18年には、ベジフルコミュニティえひめを設立。勉強会でだけでなく、積極的に行政との関わりをもつことで、「野菜ソムリエ」「ベジフルコミュニティえひめ」の存在を広くPRしています。
●「サポートする」から「自己判断」

子供を対象にしたお料理教室。野菜嫌いの子が多く参加しています。
放送局勤務の頃は裏方として番組をサポートする仕事、結婚後もご主人・ご両親のお店のお手伝い。それが精一杯だった近藤さんは、野菜ソムリエになり、意見を求められたり、答えや方向性を示すといった自分で判断しなくてはならないことに直面することが多くなり、責任の重さに孤独を感じたことがあるそうです。
しかし、公私問わず野菜や果物に向き合い、常に努力を続けることの楽しさも同時に感じることができ、また、とても多くの方に支えてもらっていることに気づいたという近藤さん。
「家族の支えや理解はとても大きく、仕事においても一度、関わった方々と、その後もずっと繋がっていけることが、野菜ソムリエになってから多くなりました。それには本当にただ一言、「感謝」に尽きます」
●100人いれば100通りの活躍がある

中高年の男性へ向けた『野菜と健康』がテーマの講演にて

旬の野菜を使った、野菜の講座つきのお料理教室
「私は八百屋さんの奥さんであり、毎日野菜や果物に囲まれて仕事をし、インターネット販売やレシピ提案など、「野菜ソムリエ」のイメージを、すぐに具現化できるとても恵まれた環境にいます」
と話す近藤さんですが、もともと野菜ソムリエのモデル像をもっていなかったので、「これで本当に認められて良いのだろうか?」という不安が常にあったそうです。
しかし、周りの方々のおかげで、誰かの真似をすることなく、自分らしい野菜ソムリエになれば良い、自分なりの野菜ソムリエ像を目指していこうと思えるようになりました。
「100人いれば100通りの活躍がある。その中で、私は愛媛の野菜ソムリエとして、誰よりも愛媛の野菜・果物を愛していきたいと思います。そしてその周りの環境全てを応援していきたいと思っています。愛媛の人にも、愛媛を知らない人にも、もっと愛媛の野菜・果物の魅力を分かってもらえるような仕事をしていきたいです」と話して下さいました。
近藤路子さんのブログ:えひめ野菜果物研究室
http://ameblo.jp/suehirogari/
写真提供:近藤 路子さん







